7年目の終わり
ちょくちょくブログを書こうと思いつつ、結局半年ぶりになってしまいました。
ひたすら機織りに追われる日々で、とにかく毎月の生活費を稼ぐので精一杯という感じです。なんとか税金を支払ってるけど、生きるのって金がかかるな〜と毎日思っています。




最近織ったもの。
市松、まるまなこ、たつみ綾を最近織っています。
毎年の目標に年20反納品を掲げています。
今年は12月から追い込みで頑張ったのですが19反で終わりました。心身の健康を保ちながら休みなく毎日織り続けるのは大変ですね。改めて機織りは体力仕事だなと感じました。
19反目は右手の指がばね指のようになってしまい、湿布をばんそうこうのように指に巻いて織っていました。かまちを打つ時に指が痛むので、かなり指の関節に負担がかかっていることがわかります。
3月末で八丈島へ移住してから丸7年になります。もう7年も経ったのかと驚くばかりです。まだつい2,3年前にこちらへやってきたばかりのような気分で、自分が30代も後半になったというのが信じられないような気持ちですが、ここ最近の体力のなさを考えるとやはり加齢か……と納得もします。
定期的な運動をしなくてはとは思うのですが、6時間も7時間も機を織ったあとにランニングや散歩を出来るはずがなく……(夜には糸繰りもしなくてはならないし)
機織りも筋トレと昇降運動みたいなものなので、それで定期的な運動としてもらいたいものです。
保護猫の預かりボランティアですが、現在も続いています。
以前ブログ記事に書いた6匹の預かり子猫たちですが、ありがたいことに5匹が里親さんの新しいおうちへ行くことができました。
1匹だけまだ残っていますが、まだ人への恐怖心が根強く残っている子なので卒業は難しいかもしれないなとは思っています。
10月には新たに子猫が4匹生まれ、年末には預かり猫が2匹増え、現在は人間ひとりと猫16匹で暮らしています。
猫は16匹いますが、最近3匹が卒業したためか少なく感じてしまいます。生後5ヶ月半の子猫たちが大きくなったらまた家が狭くなるのかもしれませんが…

10月生まれのチビたちは人間の家で生まれてたくさんの猫に囲まれて育ったので、人にも猫にも人見知りしません。
今日は久しぶりのお休みで、久しぶりに1日じゅうダラダラ過ごしました。本当は掃除をしたり色々やらないといけなかったのですが体が動きませんでした。お昼寝したけど夜もたっぷり寝て、掃除は明日やろうと思います。
中国の親切な人たちのこと
八丈島へ移住する前に2週間中国へ旅行したことは以前ブログでも少し触れたけど、その時に感じたことや、中国で出会った人たちのことを記しておきます。
まずなぜ中国へ行こうと思ったかというと、私は中学生の時に読んだ封神演義という漫画が好きで(フジリューのやつ)、それから中国古代史や遺跡が好きになり、宮城谷昌光の「太公望」で夏休みの宿題の読書感想文を書いたりしてたのだけど、2017年のある日ふと思い立って、
「なんか、シルクロードを歩いてみたい。中国に行ってみたい」
となり、さっさと退職して中国へ行こう!と退職計画と旅行計画を立てたのでした。
とりあえず世界遺産の遺跡をいっぱい見たいな!と思って、兵馬俑は絶対に見に行きたいし、シルクロード関連といったらウイグルまで行かなきゃだから西安から西へ向かおう。いやどうせなら北京から入国して中原(黄河文明のあのへんの地域)を東から西に横断しようと、北京→西安→敦煌→トルファン→クチャ→カシュガルの旅行程となりました。
その西安から敦煌へ向かう列車で出会ったのが深圳から来たダイダイという私より2,3歳年下の女の子でした。
西安から敦煌までは直通の寝台列車で約22時間かかり、どうせなら快適なほうがいいと約一万円の一等寝台で行ったのですが、同じコンパートメントの中国人のおじさんが気さくな人で、私が日本人だとわかると「日本の写真があったら見せてくれ」と筆談で言い、ちょうどデジカメに京都の貴船神社の例大祭の動画や鎌倉の鶴岡八幡宮の写真があったので、気さくなおじさんとこれまた同じコンパートメントのおばあちゃんに見せてあげたり、筆談でコミュニケーションを取ったりしていました。
その気さくなおじさんが気さくに他の乗客に私のことをぺらぺら話して、興味を持っておしゃべりしに来たのがダイダイでした。
興味というか、たぶん、大して中国語もできないのに中国を1人で旅行している日本人と聞いて、「こいつ大丈夫か?」と思ったのが正直なところだったと思う。
敦煌の宿は予約してあるのか?
敦煌のあとはどこへ行くのか?
ウイグル?安全じゃないです。Dangerous
自分でこのスケジュールを決めたのか?
今から変更はできないのか?
等々、筆談でいろいろ聞かれたり、説得らしきものをされたりして、最終的にダイダイがスマホの翻訳機を使って、
「2日間あなたと一緒にいます。一緒に敦煌を観光しましょう」
と提案してくれました。この時私は、
「エーーッ、なに、中国人って親切……!」
とびっくりしたのでした。
ちなみに2018年当時はウイグルの人権問題は報道されていなくて、数年前にウルムチ等で暴動があったり、なんだり、といった感じでした。
また、初めて一人で海外へ行くということもあり、出国前に移動手段(列車、飛行機)、宿、現地ツアーの類はすべて予約をしてあって、敦煌で泊まる宿や敦煌からトルファンへ移動する列車、カシュガルから北京へ戻る飛行機、北京から日本へ戻る飛行機まで予約済みでした。
列車を下りる前にダイダイは私に予約していた宿をキャンセルするように言って、新しく敦煌の高級そうなホテルを取ってくれました。
中国の宿は基本的に部屋代なので、一人で泊まっても二人で泊まっても宿泊料金が変わりません。(今はどうだか知らんけど)
私が予約していたのは青年旅舎だったのですが、それと同じ料金でロビーになんかデカイ彫刻や壺のある大酒店に泊まれることになりました。
敦煌では莫高窟と鳴沙山に行くのが目的だったのですが、ダイダイは莫高窟参観センターの予約方法を調べてくれたり(基本予約必須だけど、その時は観光オフシーズンだったため結局予約なしで行けた)、私が鳴沙山で砂山を登りすぎて疲れて体調を崩した時は夜市で晩ごはんを買ってきてくれたり、MAISO(日本製品がめっちゃ置いてある中国の日用雑貨屋)で爪切りのセットや生理用品を買ってきてくれたりしました。(朝ごはんも買っておいてくれたし別れる時には敦煌名物反弾琵琶天女の絵のお土産もくれた。絵は今も飾ってある)
とにかく甲斐甲斐しく世話を焼いてくれて、とてもありがたかった。ダイダイも観光に来てるのにガイドみたいなことをさせて申し訳ないくらいでした。
印象的だったのは、ダイダイはクレヨンしんちゃんのぬいぐるみをいつも持っていて、観光名所でぬいの写真をいつも撮っていたこと。
ダイダイは旦那さんを置いて一人で深圳から観光に来ていたのだけど、旦那さんの代わりにしんちゃんのぬいを連れてきたとのこと。(旦那さんがめっちゃしんちゃんに似てるらしい。夜にダイダイが旦那さんとテレビ電話をしてる時に挨拶させてもらったけど、たしかに似てた)
鳴沙山の入口でしんちゃんのぬいの写真を撮ってるダイダイはなんだかすごく可愛かったです。

莫高窟参観センターでは大連から来た1歳年下の男の子とも知り合いました。
私は日本語ガイド付きのチケットを買ったため見学まで1時間ほど待つ必要があり、莫高窟ではダイダイと別行動になりました。
待っている間に先に土産を買い、ついでに莫高窟のガイドブックを買って見学の予習していた時、話しかけてきたのが大連から来た一人旅の趙さんでした。(日本語版ガイドブックを読んでいたのが気になったんだと思う)
彼もめちゃくちゃ世話を焼いてくれて、何か案内があるとスマホの翻訳アプリで全部翻訳して伝えてくれました。
見学の時には係員の人を呼び止めて、私が日本語ガイドのチケットを買っていることを伝えてくれました。この時の見学は私以外全員中国人だったので、伝えてくれなかったら埋もれて日本語ガイドを受けられなかったと思う。
莫高窟の日本語ガイドの女の子もとても親切でした。
この時は日本人観光客が私しかいなかったので、基本的に10人くらいのグループで回る見学が、私とガイドさんのマンツーマンになり、気になることはすぐ質問ができたし、色々とお話ができました。
たどたどしい日本語だったけど、ガイド中に何度も「わたしの日本語で理解できますか?大丈夫ですか?」と気遣ってくれて、一生懸命解説してくれたのがとても嬉しかったです。
日本にシルクロードという番組があって、それを見て敦煌に来たくて、という話をしたら「わたしも見ました!」と言っていました。
中国を旅した2週間、他にもたくさん現地の中国人に親切にしてもらいました。
柳園駅では駅員さんたちが私が列車に乗り遅れないようにことあるごとに声をかけてくれたり、乗った列車では乗務員さんも私の下りる駅を把握していて、私が間違えて一つ前の都市で下りようとした時は「あなたの下りるところここじゃないよ!!」と中国語で止めてくれました。(大感謝)
自分の寝台や席が見つからなくてウロウロしてるとそのへんの中国人が私のチケットを覗き込んできて席を探してきて「ここだよ〜!」と教えてくれたり、カップ麺にお湯を入れようとしたら後ろで電話してたお兄さんが電話しながら「まだお湯沸いてないよ!」と教えてくれたり、とにかくちょっとした親切がたくさんありました。
トルファンの青年旅舎で一緒だった大学生の男の子は、
「金がないからスーパーでディナーを買う」
と言った私を可哀想に思ったのか、トルファンの地元の人たちに人気のビーフン屋さんで夕飯を奢ってくれました……(決して学生に奢ってもらわなければいけないほど中国元がなかったわけではないが、「ないわけではないがあと1週間中国にいるので可能な限り節約したい」というのを中国語でも英語でも伝えられるほどの言語力がなかった)
大学生の男の子は、ビーフン屋から宿へ戻る途中の青果店でスイカを半玉買い、その場で二分割して私に半分くれました。ごめんよ決して学生にタカっているわけでは……と思いつつありがたく宿でいただきました。
書いていくとキリがないのでこのへんで止めるけど、とにかく、中国人めっちゃ親切だな〜〜と思いながら旅をして、中国人めっちゃ親切だったな〜〜と思いながら帰国しました。そういう旅でした。
念のため補足すると、ウイグル人もめっちゃ親切でした。
私がトルファン北駅から市内へ行くのにどのバスに乗ればいいのかわからなくてボケーッとしてた時や、カシュガルで予約したパミール青年旅舎を見つけられなくてエティガル寺院のそばの老城区の通りをキャリー引きながら行ったり来たりしてた時も、全部現地の人が助けてくれてなんとかなりました。
長くなりました。
記録として、私が中国で出会った親切な人たちのことをここに残します。



久々のブログ
随分久しぶりのブログです。(いつも久しぶりな気もするけど…)
台風が過ぎて少し暑さがやわらかくなったような感じがします。
毎日代わり映えのしない単調な日々を送っているのでブログに書くような内容がないな〜とだんだんブログから遠ざかってしまったけど、まあその日あったことを書かなくても別にええやんと思い直して、文章を書く練習を再開してみることにします。
黄八丈については、個人的には順調にいっており、あと6年がんばって伝統工芸士の試験を受けたいと思っています。
八丈島に来たときからお借りしている家に以前住んでいらした方も伝統工芸士で、わたしの先生も伝統工芸士で、やはり憧れです。


昨年織ったもの
この樺地は個人的にもお気に入りです。またこの柄で織りたいです。

最近新たに挑戦したたつみ綾、正直大変でもう二度と織らん……と思ったけど、忘れないうちにまた織っておかないと……
2024年に入ってから、黄八丈関係者に対して「もしかして黄八丈を後世に残そうとか考えてない感じっすか?」と思うことが何度かあり、黄八丈の生産規模がここまで衰退した理由がわかるわ〜〜と納得しつつ、なんかもう諦めるか、じっと時期を待つしかない気がしています。
わたしは伝統工芸士に挑戦するのを諦めたくないので後者しかないんですけど……
色々と大変です。
夏バテなのか、体が思うように動かずここ数日なかなか織り進まないので苦労しています。

今はまるまなこを織っています。
ちゃんとごはん食べなきゃなあ、夕飯は疲労回復メニューにして熱中症対策に味噌汁も作ろうなどと織っている間は考えているのですが、帰宅して猫たちの世話をしているうちにやる気も食欲も吹き飛んで食べられなくなってしまう……
とりあえず豆腐にキムチ乗せて食べながらこれを書いています。
夏バテというか人生バテのような気もします。
昨年度の忙しさと疲労がなにも回復しないうちにまた今年度を走り出してしまって、つねに体調不良と右手首の腱鞘炎と闘っているような。
そろそろ休まないとな〜と思いつつ、今は休んでる場合じゃねえという時期が続いており……
ネガティブなことはあまり書かないようにしていたのですが、数年後の自分が見返した時に「あ〜この年は万博公園駅から国立民族博物館まで歩いただけで1日寝込んだ年ね〜」と思い出せるのもまたいいかなと。
猫たちは元気です。
人間はつねに疲労していますが猫たちは元気です。
前回のブログが2023年7月で、当時わが家の猫は6匹だったのですが、現在は猫9匹+預かり中の子猫6匹で15匹になりました。

昨年8月にお迎えした花丸、眼球を摘出していて全盲ですが日常生活は全く問題なく暮らしています。

昨年10月と12月に保護した三毛縞1号2号こと春風と涼月の三毛猫姉妹。



子猫たち。
里親募集中です。
里親募集について詳しくはhttps://x.com/8jo_shimaneko?t=oyWw1zkc-WVdxlb2qfsP2A&s=09:こちらのX(Twitter)でどうぞ。
そんな感じで子猫たちの世話をしながらなんとか夏を乗り越えます。
人生バテが早く治りますように〜
子猫たちは1歳に🐈🐈🐈⬛
今年度に入ってから市松柄を織っています。
順調に織り進められていて、秋以降忙しくなるのでその前に頑張って出来るだけたくさん織りたいと思います。
前回は経糸のデザインを少しモダンな柄に挑戦してみました。いつもより整経に2倍くらいの時間がかかりましたが、色々勉強になることもありました。



次は黒とねずの2色でやってみる予定です。
個人的に黄八丈の九寸名古屋帯が欲しくて、黒とねずの格子柄でちょっとかわいい帯が作れないか思案中です。

八丈島はすっかり夏になりました。

わが家ではシャムの顔が薄くなったら夏認定しています。(シャム猫の毛は温度が高いと白、低いと茶色になるそうです)
そして今日7月27日は産まれる前からお世話をしている子猫たちの1歳の誕生日です🎶

いつも車の下でごはんを食べているのですが、最近スリスリしてくるようになり、ちょっとずつ懐いてくれているようです。
1歳の誕生日なので子猫たちと1年間がんばって出産・子育てをしたママちゃんにお祝いとして猫缶をお出ししました。

子猫3匹のうち男の子は夜にしか顔を出さないので美味しい夜食をあげようと思います。
子猫3匹、寒い冬も乗り越えて病気もケガもなく健康に1歳を迎えることができて本当によかったです。
㊗️移住5年
今日で八丈島へ移住してきて丸5年が経ちました。
もともと定住するつもりでやってきたので、そうか〜5年か〜というシンプルな気持ちだけがあるのですが、中国旅行から5年経ったと言われるともう5年か!と驚いてしまいます。
八丈島へ移住する前にどうしてもシルクロードを歩いておきたくて2週間ほど中国を一人旅していました。現地の方がすごく親切にしてくださって危険なことも一切なく楽しかったです。


中国旅のお気に入り写真、お昼ごはんを食べるのに寄った亀茲の食堂の写真とシシカバブを焼くおじさんの写真。
移住丸5年の今日も順調に整経作業をしていました。
島にきて機織りを始めたころは整経作業を覚えるのが大変で、毎回手順をメモしたノートを見ながらやっていましたが、今は何も見ずにひとりでできるようになりちょっとは成長したかな〜と思います。まだまだたくさん勉強することがありますが、ひとつずつしっかり覚えて出来ることを増やしていきたいと思います。


ネコたちも元気です。
地域ネコちゃんたちも無事に越冬できました。みんな元気です。