嵐丸ターミナル日記5

嵐丸は昨日10時間ほどずっと酸素室で眠り、夜になって酸素室から出てきました。
ちゅ〜るを食べ、お水を飲み、畳のうえで少し休んだあとわたしが布団に潜るとかけ布団の上に乗ってきました。
わたしのお腹に顎を乗せて寝はじめ、しばらくすると場所を変えて足元へ……朝方には枕のはしっこに乗っていました。嵐丸なりの甘え方なんだろうか?

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わたしが起きたら枕を占領していた
お腹がバーーンって大きいように見えますが、このお腹の大部分が腫瘍です。

夜は酸素室に入るつもりがなさそうだったので電源を落としました。けっこう音がウルサイので……
昼前にはまた電源を入れて、酸素室に嵐丸を入れて、しばらく休んでもらいました。
昼すぎに2時間ほど機織りして帰ってきたら、嵐丸は酸素室から出てベッドの上で寝ていました。ベッド登る気力がまだあるんか! という驚き。
でもやっぱり全身使って呼吸しているので(努力性呼吸というやつ)呼吸がつらそう……このまま呼吸が止まってしまうのでは?と心配になってしまいました。

末期がんのわりに元気だな!と思うときと急変してしまうのでは?と思うときがめっちゃ交互にきます。
病院に行って胸水抜いて一時的でも楽させてあげたらいいのか、通院や治療のストレスを避けてQOLを上げることに徹したほうがいいのか、やはりわかりません。

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嵐丸は本当に長親が大好きで、長親がそばにいるとクルルル…と喉を鳴らします。わたしが撫でてもクルルル言わないのに……