たて糸の糊付け
今日はほどよく雲があって風もあって糊付け日和だ!!と思ったので急遽たて糸の糊付けをしました。
まだ次のデザインも考えていないのですが、梅雨がくる前に糊付けしておきたかったのでとりあえず黒を15綛糊付けすることにしました。
まず糊を作ります。
組合で買ったサイミ(なにかの海藻)を鍋で煮出します。
水に粘りが出てきたら別容器に移して、もう一度煮ます。サイミを煮終わったら次はもち米を煮ます。これも粘りが出てきたら容器に移して、サイミの糊と合わせます。織子さんによってはサイミのみとかもち米のみで糊を作る場合もあるそうです。
サイミ何gにつき水が何升……等割合も教えてもらったのですがわたしは適当にやってしまいます……
糊ができたら椿油をガンガン投入し混ぜ合わせます!
糸の滑りをよくするためです。一度椿油を入れ忘れたことがあったのですが、糊付け後の糸がキッシキシになり大変苦労しました。
糊は以上で完成です。
少し冷ましたら綛糸を糊に浸して糊付けし、綛をはたきながら乾かします。
わたしはハンガーラックを使ってるので一度に乾かせるのが6綛なのですが、たいていの織子さんの家には竹でできたでっかいカッコイイやつがあるので、20〜30綛一度に乾かすことができます。
わたしもマイホームをゲットしてカッコイイ竹のやつを設置したいです。
そこそこ乾いたら部屋の中で一晩干します。糊付けの工程はこんな感じです。
整経するときは糸は全部で40綛ほど必要になるので、余り糸などを使いつつデザインを決めようと思います。